ご挨拶
「世界一のゲイタウンは、世界一きれいな繁華街です。」
なんて、夢のような話かもしれません。
私は生まれも育ちも新宿二丁目です。ゴミ間題といえば、子供の頃、何度もゴミ山に突っ込みながら自転車に乗る練習をしたことを思い出します。同じ時期、私の祖父は一人リアカーを引いてゴミ集めをしていたとか。
あれから約30年が経ちましたが、状況は変わりません。
朝のゴミ回収にもかかわらず、昼頃からゴミが出され始め、ゴミの上にはさらにゴミが投げ捨てられる。
そして、分別どころか粗大ごみまでも所定の手続きなく放置される。
毎年5月末のお祭りでは、ゴミ山の間を子供の山車と御神輿が進んでいく...
これが、新宿二丁目の現状です。
“海のゴミは川から、川のゴミは街から、街のゴミは「人の心」から生まれます”
この「海さくら」の古澤代表の言葉を聞き、二丁目のゴミ間題は二丁目だけの間題では無いのだということを自覚しました。ゴミ間題を放置してきた私たち、まさに「人の心」という部分が汚れつつあるのかもしれません。
でも、新宿二丁目を愛する気持ちは、一人ひとり少なからず持っているはず。新宿二丁目が世界一のゲイタウンとして今後も発展していくためにも、海さくらのモットーである「日本一楽しいゴミ拾い」を通して、「世界一きれいな繁華街」を目指します。
そして、私たちの活動が末来の子供たちに誇れるものになれば嬉しいです。
代表 二村孝光
代表 二村孝光
「二丁目が好きな人間の一人として」
この度ご縁があり、二村さんと共に 2丁目海さくらの代表を務めることになりました。
ゴミが原因で、夜の街としての印象が強い新宿二丁目を、生活の一部や拠り所にしていた人々にとって、胸を痛める言葉を耳にする機会も増えたように思います。
これからも楽しい時間や空間を皆で共有するため、近隣に暮らす方々の理解を得ることは必要不可欠です。
ゴミを減らし街を美しい状態に保つことがその第一歩なのではないか、という想いで、発足当初より活動に欠かさず参加してきました。
活動がより大きく拡がっていくことで、心ないポイ捨てや未分別ゴミ、粗大ゴミの不法投棄が無くなってほしいという期待もあります。
そしてそれが、活動発足のきっかけとなった海を綺麗にする目的にも繋がっていくはずです。
二丁目が好きな人間の一人として率直な想いです。
ひとつでも多くの、ご賛同ご協力が得られることを願っています。 海のゴミは川から、川のゴミは街から、街のゴミは「人の心」から、この言葉を大切に、皆で楽しく街を綺麗にしましょう!
代表 ナヲト
代表 ナヲト